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新卒就活支援レポート 〜後編〜

冷凍食品会社と並行して、海外の食品やワインを扱う貿易会社へも応募していた。

希望は営業職だ。
幕張メッセなどのイベントの販売員としてアルバイトしたときに、多様な人々と関われたことと、実際にそれなりの売上を出した達成感とから、その魅力に目覚めたらしい。

しかし、面接では「営業職」への認識が甘く、やりこめられた。

実は彼女、数学が大の苦手で、SPIの結果が芳しくなかったらしい。
「数学は仕事で使うけど大丈夫?」から始まり、「あなたの営業手法は?」「うちは統計学も用いながらマーケティングを行い戦略的に営業展開する」などと言われ、閉口してしまった。

海外での活躍も期待できる貿易会社では、彼女のようなバイリンガル・トライリンガルの応募者はざらにいる。

「持ち前のコミュニケーション力で!」と営業職へのイメージが浅い彼女は、ただ外国へ行きたいだけの若者ととらえられてしまったのかもしれない。

一方、冷凍食品会社もエントリーシートが無事通過し、面接まで漕ぎつけた。
しかしこちらの面接も、その受け答えを後から聞くと、物足りなさを感じた。

大型ラザニアやイカ墨パエリアを日本に展開するまでの彼女自身の映像がないのだ。

その会社の、どんな場所でどんな相手とどんなシチュエーションでどんな力を発揮しながらどんな取り組みをして、どんな結果を出し…といった自分なりに描いたものがない。

もちろんこの就活のときに描いたものが、就職後にそのままうまく行くことは、まず、ないだろう。
それでも、「この会社でこんなことをやってみたい」という展望を自分の中で描かずして、どんな熱意が伝えられようか。

一週間のうちに何社もの説明会に足を運び、数社へのエントリーシートを書き送り、面接もこなす。 そのような状況で、「この会社だからこそ!」を考えなさい、というのは酷な話だと思う。

しかし、大企業に優秀な学生の応募が殺到し、その中で一歩抜き出るためには、「この会社だからこそ!」は、最低限求められるところであろう。

そして学生たちは、自己PRという視点でだけで、その要求に答えようとする。
しかし、就活で展望を描くことを求められるのは、単なる就活用アピールのためなのだろうか。

展望を描くということは、働きはじめてからの行動の源になるのではないだろうか。
これから何年、何十年と、一日の大半をそこに費やすのだ。
その先にわくわくした気持ちがないまま、どうして前へ進められるだろうか。

採用側も面接において、この会社で何がしたいのか、を聴くのは“就活スキル”の確認ではない。
就職後に、実際の舞台で創意工夫のもと演じる覚悟が問われているのだ。

自分の描いたとおりの映像に少しでも近づけるよう、腕を磨き、道具を揃え、出演者(社内外の人々)との信頼関係を作り、うまく描けなければ脚本を見直し、演じ方を変える。

仕事というのはそういう創意工夫の繰り返しだ。

後から聞いた話だが、やはり彼女はその冷凍食品会社はさほど興味がなかったとのこと。

親の友人が働いていた会社で、いい企業だと勧めてくれたらしいが、健康志向の彼女はもともと冷凍食品は好まないのだ。(冷凍食品が健康に良くないと言うわけではない、念のため。)

自ずと熱意は薄くなる。採用側にはそれをあっさり見抜かれたのだろう。

果たして、冷凍食品会社も貿易会社も「お祈りメール」をもらった。

---
こんなやり取りをしながら、最初の添削から3カ月経った。
何社か内定を得たといううれしい知らせ。

私のアドバイスが少しは役に立ったのか、あるいは大手新卒エージェントも付けていたらしいのでそれがよかったのか。 

できれば小手先の就活テクニックで勝ち取った内定ではなく、自分の働く姿に夢と目標を抱き、その思いが相手に伝わって勝ち得たものだと信じたい。

彼女が最終で決めた先は、私と“同業”の人材サービスの会社だ。
(彼女の内定先は外資系・グローバル企業専門の転職エージェント。“同業だね”とLINEで送ったらなぜか“笑”が返ってきた…)

自分自身のやりたい仕事を掘り下げた結果、あらためて、「人と関わり人をつなげ人を幸せにする仕事」という結論に行きつき、決めたという。

「職種は選ばない。営業でも総務でも、この会社が人を幸せにするなら、それに関わっていけることを喜びに働けると思う。」

冷凍ラザニアでも輸入ワインでもない、「人」が商材。
「味」ではなく「働くとは」を追求する仕事だ。

食べたことのない世界。知識ゼロからのスタート。これからだ。


| 2017年07月12日 11:56:12 | 就職 |


新卒就活支援レポート 〜前編〜

個人的にだが、来春大学を卒業する学生の就活アドバイスをした。

彼女は東京の私立大(MARCH)の4年生(+1年スペイン留学)で、日本語・英語・スペイン語を話すトライリンガル。

スゴブル優秀というわけではないけれど、読書家、努力家、行動派。
コミュニケーション力も高く、他大のサークルに属して活動するなど精力的に学生生活を過ごしてきた。

見た目もなかなかチャーミング。
売り手市場の昨今だし、就活当初(3月頃)は楽勝だろうと思って見守っていた。

しかしフタを開けてみると、どうにも苦戦している模様。
1次面接、2次面接が不通過の場合もあれば、エントリーシートで切られることもあるとのこと。

どれどれ、とエントリーシートの文章をLINE上で添削開始。

サークルやアルバイトにも力を入れてきたのでネタは揃っている。
しかし、構成・表現が稚拙で、確かにこれでは採用側、企業側に響かないな、と最初の感想。

初回の添削では、長い説明文を取り除いた。

例えば、とある冷凍食品の製造会社のエントリーシート。

Q「当社に興味をもった理由は?」

A「私は欧米生活の中で大胆な冷凍食品の使い方が面白くて興味を持っていました。アメリカのパーティーでの大型ラザニア、スペインの街に潜在するお洒落な冷凍食品店のイカ墨パエリアなど〜(中略)〜日本でも食べたいと思っていました」

「グルメリポーターかっ」、とツッコミを入れたくなる。いや、ただの食いしん坊かもしれない。

日本にはない冷凍食品を取り入れて冷凍食品の価値を高めるとともに食で皆を幸せにしたい、と話しを持っていきたいらしいのだが、それは、「欧米の大型ラザニアやイカ墨パエリア」という言葉だけでも、十分持っていける。

字数制限に苦労し、結果、「私は貴社の○○理念に共鳴し、〜(中略)〜冷凍食品の新たなポテンシャルを見出していきたいと関心を持ちました」と無難なまとめになってしまった。

百歩譲って「大型ラザニアを日本で食べたい」が動機で良し(?)として、その実現が、他社ではなく御社だからこそ、といった視点を盛り込む余裕がなくなっている。

こんな調子で添削が始まり、本人がやる気を無くさないことに配慮しつつも、赤を入れ始めた。

日々LINEに膨大な文章を送ってきて、よく頑張るなぁと感心しながら読み進めると、引っ掛かる表現がたまに現れる。

例えば、 Q「自分の強みは?」の回答で、サークルでの経験を出してきた。

具体的エピソードは基本。これはマル。

その中に、「私はサークルでメンバーのモチベーションを上げることに努力を惜しみません」という表現。
どことなく「上から」な感じ。

舞台ミュージカルのサークルで、ダンス振付け担当となった彼女は、ダンスが苦手でやる気をなくしているメンバー数名に手こずったという。

振りの教え方や振付けそのものを工夫して、皆が前向きに取り組めるようにしたらしい。

取り組み自体は評価できることなのだが、その目的は「ミュージカルの成功」ではないだろうか。

その目的にメンバー皆が気持ちを一つにして取り組む。
結果、皆のモチベーションが上がる。
最初から「上げさせよう」とは…。

仕事においては、「利益を出す」という会社の大目的があり、そのために互いにモチベーションを上げたり、円滑なコミュニケーションを取ったりということが必要になってくる。

ただ、目的を見失うと、「モチベーションを上げなくてはならない」「コミュニケーションをとらなくてはならない」という押し付けになりかねない。

ちょっとした文章の言い回しから、「この学生は周囲に威圧的なのでは?」「この学生は凝り固まった物事の捉え方をする人なのでは?」とイメージされてしまことも考えられるのだ。

採用担当もいい学生を逃したくはないから、いちいち揚げ足をとるような読み方はしないだろう。

ただ、その学生の「人となり」は、本人の意図しないところで、ちょっとした言い回しから作られていくこともある。
第三者の目線で文章を作ることが大事だ。

(次週に続く)


| 2017年07月06日 10:08:41 | 就職 |


やまなし就職エージェント、始まります。

 旅行に行くとき、旅行代理店は使いますか?

インターネットの普及により最近はホテルや乗り物の手配を全て自分で行う方も増えていると思います。

でも、いざ海外となると、言語の問題や文化の違い、さまざまな未知のものに対する不安から、旅行代理店を使う方は多いのではないでしょうか。(そのほうが安い、というのもありますね)

私は過去に数回海外旅行を経験しましたが、どれもツアーガイドと行動を共にするパックツアーでなく、航空チケットや宿の手配のみを旅行代理店に頼んで、現地では自由行動という形を取りました。

行動を縛られると時間がもったいない!ということもありますが、とにかく自分で何とかする、それが得難い経験となり多少の苦労も旅のいい思い出になる、そんな思いからです。

実際ちょっとしたトラブルに出くわし冷や汗をかいたこともありますが、そういったことこそよく覚えていたり話のネタにしたりしています。

でも、そこには、宿だけは確保されている、何かあったら代理店のサポートがある、そんな後ろ盾があったからこそ、安心して未知の国での行動にチャレンジできたのだと思います。

就職活動も似たようなところがあるのではないでしょうか。

就職は、もちろん自分自身の問題です。
自分自身で問題課題を解決し、目的意識をもって進んで行かなければなりません。

でも、就職のその先は未知のものです。不安だらけです。

そして、就職活動でも就職してからでも、対する相手は自分とは世代が違い仕事における価値観も異なる人がほとんどです。

そのような相手に自分自身を理解してもらい、また相手のことも理解し、未知なる世界に向けて準備をしていく。

その過程を、不安を取り除きながら…むしろ夢と希望をもって遂行していくには、誰かしらの手を借りる、支援を受けるという選択肢があるのです。

そのひとつが「やまなし就職エージェント」です。

旅行代理店を使ってホテルの予約や乗り物のチケットを取り付けたように、就職においても、就職支援会社からさまざまなサポートを得て「採用」という切符を手に入れるのです。

そして、仕事に就いた後、いつでも相談できる場所としても「やまなし就職エージェント」は存在します。


当社では、「やまなし就職エージェント」として、職業経験の無い若者や少ない若者に対しての支援サービスを一層強化してまいります。

特に、大学や専門学校等を卒業された後、就職が決まらない方、就職したが短期間で退職をしたあるいは転職を考えている方、派遣社員やパート・アルバイトでの就労が続いている方など、就職や仕事について悩みを抱える若い方にはぜひご利用いただきたいと思います。

新卒就活生の方もぜひご利用ください。

今後は県内の大学や専門学校等とも連携をとり、信頼できる地域密着型の就職エージェントとして尽力してまいります。

そう、旅行代理店との大きな違いを一点。
求職者の方のご利用に費用は一切かかりません。

詳しくは、「やまなし就職エージェント」をクリック!!


| 2017年06月28日 15:54:37 | 就職 |


正社員になるということは‥

「お仕事のご希望は?」「正社員で働きたいのです」
就職の相談を受けていると、このようなやり取りがたまにあります。

一般的に正社員とは「雇用期間の定めのない」「月給制(あるいは年俸制)」の従業員のことですね。
収入の波がなく長く働け、福利厚生などが優遇されている「正社員」。希望するのは自然なことでしょう。

実際、生涯年収を比べた場合、正社員と非正規雇用とでは大きな開きがあると報告されていますし、非正規の場合、社会保険に入れないこともあるので老後の保障も変わってくる可能性があります。

国も「安定した雇用」の実現を目指していて、「安定イコール正社員」が望ましい働き方のように感じます。

自分の働き方や生活、将来などを考えたうえで正社員として働くことが望ましいならば、ぜひ正社員を目指してほしいと思います。

ただ、「お仕事の希望は?」と聴いて、即「正社員で」と答える方には少し心配な部分があります。
なぜなら安易に「安定したい」と考えている方が多いからです。

では、正社員として働くということは、どういうことでしょうか。

会社は社員を一人雇用すると、その人の給料の2倍、3倍の費用がかかると言われています。
給料以外に社会保険料や福利厚生費などを負担しなければなりません。賞与や退職金なども支払います。(これは会社に依りますが)。

つまり、会社が社員一人を採用するということは大きな投資なのです。

そしてそれが雇用期間の定めのない採用ということであれば、余程のことがない限り解雇などできませんから、その費用をずっと負担し続けることになるのです。

会社が投資をするのは業績を上げるためです。

会社が大きな費用をかけてでも正社員を雇うのは、正社員として業績を上げてもらいたいからなのです。
ですので、会社側も採用には慎重になるのです。この人は当社で力を発揮してくれるだろうか、組織の一員として業務を遂行できるだろうか、会社の先々の展望を持ってくれるだろうか。

しかし、「仕事の希望は、正社員」の方は、そのような会社側の要望に応える準備ができていない方が多いようです。
自分がどんな力を発揮し、どんな目標を持って会社に尽くすのか、そこへの覚悟が整理されていないように感じます。

まして経済の先行きが不透明な時代。会社に入って収入の下降もなく安定して長く働き続けるには、もちろん経営努力が必要ですが、組織が業績を上げ続けられる従業員で構成されている必要があるのです。

正社員はその組織構成員の中核です。その覚悟なくして正社員採用は難しいと思いますし、たとえうまく採用されたとしても、結局は入ってから必ずそれが求められるのです。

自分の能力を評価し、それをもってどんな活躍ができるのか、しっかり自分の中に落とし込みたいものです。
もしそれに足る能力がない場合は、一旦契約社員や派遣社員など非正規で働き、そこでしっかり力をつけてから次のステップ、つまり正社員になるのも一つの手段と考えます。

「お仕事のご希望は?」「こんな力を発揮してこんなふうに活躍できる仕事です」
そういう応えがいわゆる志望動機にも繋がります。

最初は「正社員で…」で、という応えでも構いません。ぜひご相談にいらしてください。


| 2017年06月07日 08:52:02 | 就職 |


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